データ管理計画（DMP）の作成

研究マネジメント総合支援システムの概要

本システムは、研究者や研究支援者が研究プロジェクトを円滑に進め、研究成果である研究データや発表論文の効率的な管理・活用ができるよう支援する統合型の研究マネジメントシステムです。研究プロジェクトの計画・運営・成果管理を一元的に行うことで、研究の質を高め、データ管理や研究者の責務による負担を軽減することを目的としています。

本システムの大きな特徴は、DMP（データマネジメントプラン）作成支援機能やオープンアクセス支援機能など、研究活動におけるデータや論文の管理と公開をサポートする点です。これにより、研究データの適切な管理が求められる国内外の学術動向に対応しながら、研究者自身の業務負担を減らすことができます。

また、既存の財務会計システムや全学IT認証基盤、研究データ基盤（ONION）、論文・研究データ公開基盤（OUKA）、研究者情報データベース（researchmap）などと連携し、研究活動に関する様々な情報を統合的に管理できるよう設計されています。

現在提供している主な機能は、以下のとおりです（詳細は下図参照）。

研究マネジメント総合支援システム概要

プロジェクト・予算登録・管理機能
研究プロジェクトの立ち上げや進行状況を可視化し、予算管理と連携して一元管理
DMP（データマネジメントプラン）作成・更新・出力機能
研究データの管理計画を作成し、資金助成機関への提出や更新を支援
研究業績登録・論文管理機能
研究成果（論文・発表等）の記録・整理を支援し、公開プラットフォームと連携
プロジェクト情報一括表示機能
研究者や支援者が、複数のプロジェクトの情報を統合して把握可能
アンケート作成・実施・集約機能
研究活動に関するアンケートを簡単に作成・実施し、集約・分析が可能
研究データ基盤ONIONとの連携機能
研究データの蓄積・管理・共有を支援し、適切なデータ公開を促進
researchmapとの連携機能
研究者のプロフィールや業績情報を自動更新し、外部との情報共有を容易に

本システムを導入することで、研究データの管理と活用がよりシームレスになり、研究者が本来の研究活動に集中できる環境を提供します。研究支援業務の負担軽減にも寄与し、より効果的な研究推進を実現します。

研究マネジメントシステムの概要